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わんことの暮らし

動物病院選び:7つのポイント

これから初めてのわんこをお迎え予定の方やお迎えしたばかりの方にとって、動物病院選びは悩みの一つではないでしょうか。

今回は、我が家の愛犬がお世話になった動物病院を選んだ理由ついてまとめましたので、参考になれば嬉しいです。

どうやって探すの?

動物病院を選ぶ前に、まず探すことから始まります。
ペットショップからお迎えした場合は、動物病院が併設されている場合がありますので、まずはそちらを受診するのも良いでしょう。
わんこと暮らしている知人がいる場合は紹介してもらったりインタネットで検索し口コミ情報を参考に選ぶ方法もあります。
 
我が家の場合は、当時お世話になっていた大家さんがわんこと暮らされていたので、大家さんわんこのかかりつけ動物病院を紹介していただきました。
自分でもインターネットで検索し、口コミを頼りにいくつかの動物病院を受診しました。

最終的にかかりつけ動物病院を決めたのは、自宅から近いこと、獣医師さんの説明がとても丁寧で安心できたことでした。

かかりつけ動物病院は
近所がオススメ

ご自身のかかりつけ病院を選ぶ時、なるべく近所で探しませんか? わんこも同じです。
狂犬病や混合ワクチンの予防接種、定期検診など予防的ヘルスケアのための受診は、強いこだわりがなければなるべく自宅から近い動物病院を選んだ方が、わんこだけでなく飼い主にとっても負担が少ないでしょう
急に具合が悪くなった時に駆け込みやすいというメリットもあります

セカンド、サードまで
備えておく

第一選択はなるべく近所の動物病院がオススメですが、動物病院によっては休診日があります
特に獣医師さんが一人で診療されている動物病院は、臨時休診もあります。

たまたま休診日に愛犬の具合が悪くなった場合、一日待ってかかりつけの動物病院を受診するのか、その日のうちに他の動物病院を受診するのかを判断しなければいけません。
一日待てる状況であれば、愛犬のことをよく知ってくれているかかりつけの獣医師さんが安心でしょう。しかし待てない状況の時もありますので、かかりつけ動物病院が休診の時に受診できる病院を1~2箇所決めておくと安心です

専門性の高い
動物病院を探す

動物病院は、人間のように内科、外科、整形外科、皮膚科、婦人科、など診療科毎に医師が違うということは少ないです。
獣医師さんはどんな症状でも診てくださいますが、中には専門領域を持った獣医師さんもいらっしゃいます

疾患によっては「ここでは治療ができないので○○病院を紹介します」と、かかりつけの獣医師さんから紹介されることもありますし、飼い主自身が専門の獣医師さんを探して受診することもあります。
心臓や脳の疾患の場合、治療ができる動物病院も限られるので、県を超えて受診こともあるでしょう。

わが家の愛犬は、椎間板ヘルニア、歯石除去(歯科)、角膜ジストロフィー(眼科)は、専門の獣医師さんに診察、治療をしていただきました

救急体制を整えておく

愛犬が夜中に急に具合が悪くなることもありますので、あらかじめ夜間診療が受けられる動物病院を探しておくことオススメします。
わが家では、ドッグランに行く途中の道路沿いに24時間体制の救急病院をたまたま見つけ、あらかじめ病院名を控えていました。

愛犬が真夜中に突然痙攣を起こした時、動揺しながらも「あの動物病院に連絡してみよう」と考えることができ、真夜中にも関わらず診察、治療を受けることができました。
動物病院受付に「夜間診療のサポート体制」についてお知らせが貼ってある場合もありますので、あらかじめかかりつけの動物病院に相談し、備えておくことも大切です。

予約制かどうか

最近は、予約制の動物病院も増えています。予約制のメリットは、何と言っても待ち時間が少ないことです
緊急の場合を除いては、予約優先で診察していただけます。
予約が取れなかった場合(予約外)は、待ち時間が大幅に増えることを覚悟しなくてはいけません
予約の際に獣医師さんを指名できる動物病院であれば、同じ獣医師さんに継続して診ていただける安心感があります。

予約制でない動物病院は、いつでも診てもらえるメリットがありますが、待ち時間はその日の運次第です。
我が家のかかりつけの動物病院は予約制ではないので、待ち時間を短くするために、急がない場合(予防接種、薬の処方など)は平日に受診するようにしています
診療開始5分前くらいから病院前で待機しておくと1~2番目に診ていただけます。
 
老犬や病気のわんこにとって、長い待ち時間は負担になります。自家用車で受診ができる場合は、わんこも車内で待つことができ、待合室で待つよりは負担を減らすことができるでしょう。
ご家庭の生活スタイルにに合わせて、わんこにとっても飼い主にとっても負担の少ない方法で受診できる動物病院に出会えると良いですね。

 獣医師さんとの相性

私は、獣医師さんをとても尊敬しています。
人間でありながら人間ではない動物の命を救うことを学び、生業にされている、誰にでもできることではありません。
 
とは言え、獣医師さんも人間です、飼い主と考え方が合わないこともあります
近所の病院であっても、専門性の高い病院であっても、獣医師さんと相性が合わなけでば、安心して愛犬をお任せすることはできません。

動物病院の選択肢が少ない場合、緊急性が高い場合はやむを得ないこともありますが、獣医師さんと考え方が合わない場合は、別の動物病院を探した方が良いでしょう。
獣医師さんだからこそのお考えもあると思いますので、飼い主の意向を伝えた上で、獣医師さんのお考えをよく聞いてからご判断されると良いと思います。

まとめ

動物病院を選ぶポイントとして、自宅から近さ、救急も含めてを複数準備しておく、予約制か受付順か、獣医師さんとの相性、について、我が家の経験を踏まえてまとめてみました。
お住まいの地域により選択肢も違うでしょうし、愛犬の特性、家族の体制により受診方法も様々だと思います。

それぞれのわんこ、ご家庭にあった動物病院選びの参考になれば嬉しいです。そして、動物医療に日夜尽力されている方々に心より感謝したします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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