コラムには、わんこママのつぶやきエピソードを記しています。
今回は、我が家の愛犬が病気になった時のトリマーさんとの心温まるエピソードです。

愛犬が脳の病気になった時のことでした。
約2ヶ月痙攣発作を繰り返し、その間はシャンプーを控えていました。
徐々に痙攣のコントロールがつき、体力も回復してきた頃、それまでシャンプーをお願いしていたトリマーさんに事情を説明し、今後のシャンプーについて相談しました。
シャンプーなどの施術を断られることも覚悟していましたが、トリマーさんは断ることなく「発作はどんな症状ですか? 気をつけることはありますか? 発作が起きた時はどう対応したら良いですか?」と聞いてくださいました。
発作は後ろ右脚の旋回から始まることが多いこと、すぐ止まらなければ受診するので連絡をしてほしいことをお伝えすると、「発作止めの坐薬があれば預かって、必要があればこちらで入れることもできます。動物病院に連絡しもらえれば、こちらから動物病院へ連れていくこともできます。動物病院で落ち合いましょう」と言ってくださいました。
てんかんの子の施術もされているとのことで、とても理解ある対応をしていただき、本当にありがたく、心強かったです。
シャンプーに行くといつも「体調はどうですか?」と聞いてくださり、前回からの経過を説明していました。
検査データが悪化していることを涙ながらにお話した時には、私の気持ちにも寄り添ってくださり、私にとっても心の拠り所でした。
愛犬の体調が悪い時はシャンプーをお休みしていたので、毎月シャンプーに行けることが目標になっていました。
愛犬が施術中に発作を起こすことがなかったのは、トリマーさんがストレスを最小限に丁寧なケアをしてくださったからだと思います。
本当に細やかな心配りをしてくださり、感謝でいっぱいです。

動物と暮らすということは、飼い主だけでは乗り越えられないことがたくさんあります。本当に多くの方に支えられて今があります。
動物を通して人同士が繋がり、支え合うことは、ペット文化の恩恵だと思います。
たくさんの方に、素敵なご縁がありますよに…。
