コラムには、わんこママのつぶやきエピソードを綴っています。
今回は、初めてのわんこをお迎えした時のドタバタエピソードです。

‘わんこをお迎えする前の4つの準備’にも記しましたが、初めてのわんことの出会いは運命的なものでした。
友人に付き添って入ったペットショップで出会ったチワワに一目惚れし、わんこと暮らす準備が急ピッチで動き始めました。
衝動買いは良くないと、その日はペットショップを出ました。
その後、友人とランチをしていても、帰宅してからも、そのチワワが頭かた離れませんでした。
インターネットで他のわんこを検索し、犬と暮らすには何が必要で、どんな生活になるのかを本で学びました。
休みの日には、他のペットショップやブリーダーさんの犬舎巡りをしましたが、あの日のチワワを超えるトキメキはありませんでした。
その間、あのチワワの家族が決まっていないか、毎日チェックをしていました。

「もうあの子しかいない」と心に決めて、大家さんに犬を飼いたいことを伝えたところ、なんとペット可の物件ではないことをその時初めて知りました。
入居した時の資料に「ペット要相談」と書かれていたと記憶していたのですが、当時の資料は残っていませんでした。
大家さんもわんこと暮らしていましたし、隣人がわんことお散歩に行く姿も見ていたので、てっきりペット可だと思い込んでいました。
実は、その隣人は内緒で飼っていたのがバレて退居になったと、その時知りました。

私は、「あの子の家族が決まってしまったらどうしよう」と焦りながら、ペット可の物件を探し始めました。
すると、管理会社から「大家さんから事情は聞きました。契約内容の変更ができるか協議するので少し待ってください」と連絡がありました。
とてもありがたい反面、急がないとあのチワワの家族が決まってしまうと思い、「お迎えしたい子がいる」ことを伝えると、担当の方も愛犬家だったようで「気持ちはわかります。契約内容の変更はこれからですが、お迎えの準備を進めてもらって良いです」と言ってくださいました。
私は急いでペットショップに電話をして事情を伝え、無事に家族になることができました。
たまたま出会ったチワワ、心優しい大家さんと管理会社の担当者さん、こんなご縁と奇跡があるのかと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

当時住んでいた物件は「ペット可」に変更になり、その後もわんちゃん、猫ちゃんと暮らす入居者さんが増えました。時代の流れもあったと思いますが、大家さん、管理会社の担当者さんが愛犬家だったということも大きな要因だったと思います。
動物と暮らすということは簡単なことではありませんが、当時の大家さん、不動会社の担当者さん、動物病院の方々、トリマーさん、家族、友人、本当に多くの人に助けられ、支えられて今があります。
皆さまにも良きご縁と素敵な奇跡がありますように…。
