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ペットロス

ペットロスとの向き合い方;3つのグリーフワーク

ペットロスという言葉があるほど、ペットは大切な存在、家族であることがわかります。
今回は、私が最愛の愛犬を見送り、長くて辛いペットロスとどのように向き合ってきたか、3つのグリーフワークについて記しています。
ペットロスで悲しみの中にいる方の参考になれば嬉しいです。

涙は我慢しない

以前「1リットルの涙」というドラマがありました。
人は生涯でどれほどの涙を流すのかわかりませんが、私も愛犬の余命宣告を受け、闘病に併走し、旅立ちを見送り、寂しさに暮れ、まさに1リットルの涙を流したように思います。

誰しも泣いて少しスッキリしたという経験をしたことがあると思います。
体内のストレスホルモンが増加すると涙が溢れ、涙を流すとストレスホルモンが下がると聞いたことがあります。
涙は自分を守るための防御反応なのだと知ってから、仕事中以外は涙を我慢しないようにしました
身体の水分が減り喉が渇くほど涙が溢れることもあり、水分を摂ると少しだけ気持ちが浄化されたように感じることもありました。

少しずつ手放していく

旅立った愛犬が使っていた物をいつ断捨離するか、悩まれる方も多いと思います。
私もなかなか手放せませんでした。

最初に手放した大きな物はサークルでした。
愛犬が旅立ってしばらくは、使っていたベッドやブラシをサークルに入れて過ごすことで、そこに愛犬がまだいるような気がしていました
徐々に“いつまでも主が帰って来ないサークル”に不憫に思えてきて、愛犬を癒し守ってくれたサークルにもお疲れさまと言って見送る決意をしました
現実的には粗大ゴミとしての回収になるわけですが、気持ちは“天使がお空へ運んでくれる”ことをイメージしながら見送りました。(実際には、粗大ゴミ回収を申込み、2回キャンセルして、3回目でやっと見送ることができました。)

サークルは見送りましたが、ベッドやブラシはなかなか手放せませんでいた。
旅立って1年が過ぎた頃、色褪せていくベッドを見て「お盆や命日でも、ここに帰ってきて寝ることはないんだな」と思うようになり、ようやくベッドを見送りました。
ブラシは今でも写真の横に置いています

一年以上経った今も手放せていなものの方が多いです。
断捨離は心が動いた時で良いと思っています。自分の気持ちに無理をせず、少しずつ送り出していこうと思っています

スピルチュルを信じてみる

私の悲しみがスマホにトラッキングされているのか、愛犬が旅立った後、SNSにアニマルコミュニケーター(アニコミ)さんの投稿を見かけるようになり、アニコミさんの言葉に何度も救われ、癒されました
 
私があるアニコミさんから学んだことは、“ないもの”に目を向けるのではなく、“あるもの”に気づくということでした。
しばらくは、愛犬の姿がない、触れることや声を聞くことができない、お世話でがきない“ない”ことばかりに意識が向きがちでしたがが、徐々に思い出がある、愛犬のエネルギーはそばにいると、“あるもの”を少しずつ意識するようになりました。

私には霊的能力は全くありませんし、動物と話すこともできません、旅立った愛犬が本当にそばにいるのかもわかりません。
ですが、「いるの?」「いるよね?」と、信じてみるようにしたら、確証はないものの今でも繋がっていると感じるようになりました。

姿を探しているうちは失った悲しみの方が大きいですが、今でも繋がっていると少しずつでも信じられるようになると、楽しかった思い出が蘇り、今も見守ってくれていると思えるようになりました。
スピリチュアルについては、“信じる信じないは自分次第”だと思います。
アニマルコミュニケションはスピリチュアルとも少し違うようですが、ご興味ある方は是非覗いて見てください

まとめ

悲しみを最も癒してくれるのは“時間”だと思っています。
思いっきり悲しんで、泣きたいだけ泣いて、少しずつ手放して、手放した分何かを得ていく
そういう作業(グリーフワーク)を積み重ねることで、旅立った愛犬を今までと違った形で感じられるようになるのだと思います。

愛犬は、素敵なプレゼントを残してくれているはずです。そのことに気づけた時、悲しみが温かさに変わっていった気がします。
私も、まだまだグリーフワークの途中です。
効果的なグリーフワークは人それぞれだと思いますが、ペットロスと向き合っている方々が少しでも癒されることを願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-ペットロス